優しい狼さん、唇を奪う。

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「……ふふっ。いい」 妄想するだけでニヤけちゃう。そんな私を那月ちゃんは心配そうに眺めていた。 ____________ そしてタッちゃんに送ってもらい、到着したのは那月ちゃんのバイト先の近くにあるコーヒーショップ。 今日の私達のメインはご飯じゃなくてお話だから、ゆっくり出来る場所がよかったからここにした。 タッちゃんには女同士の話だから俺はいない方がいいと言ってくれ、話が終わったら久々に三人でどこかに遊びに行こうっとだけ約束をして一旦別れた。 そして二人で入ったコーヒーショップ。 席は所々に空席が目立つくらいで話をするのにもちょうどいい騒がしさだった。 二人でワッフルやサンドイッチ、デザートに焼きプリンや濃厚なチョコレートバー、そして甘いカフェオレを頼み席に座る。
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