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――――――――――土方歳三
炎をだいぶ使ったな。
大阪城に劣らない巨人だった身体は、今は普通の人間と変わらない大きさになった。
開花能力を解除。
蒼い炎が俺の身体に吸い込まれていく。
周りは、焼き尽くされ瓦礫すらも残っていない。
あいつ!ミラの野郎、攻撃をくらった後に逃げやがった。
死んだことに間違いないだろうが……。
「ちっ」
構えなかった事に何か秘密があると思ったが、ただの自殺じゃねーか。
…………まあ、今となっちゃこの場にいねーから考えても仕方ねーな。
瞬間移動のスキルの種。
欲しかったな~。
ともかく!
帰るかな。東京に。
大阪からだとめんどくせーな。
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