1540人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
｢――おい｣
何度声をかけても、それに夢中な弓槻の首筋に、お構い無しに唇をあてた
やっと、弓槻の身体がビクンと揺れた
｢――ちょっ｣
｢聞いてんの？――ここ、なんでこんな風になってんのか、って｣
そんな風に言ったって見えねーか、って
落とした唇を軽くひらいて舌で傷をなぞるように舐めた
｢――やめ、｣
｢赤石に、何された｣
赤石はお前に、何をした
最初のコメントを投稿しよう！