おまけ #3

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でも、目の前にいる七瀬は、どうもその"私の認識していた七瀬"とは違う人物で、姿形以外、全くの別人のようだ 「なんか間違えた?私」 逆に。 七瀬は私を、どこまで知っているんだろう、と疑問が沸き上がった 「あ、あった。雑巾」 システムキッチンの足元の引き出しから、それを手にして 七瀬は私の声を無視してマイペースに洗面台のある脱衣場に消えた 「……」
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