いわゆるプロローグ

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俺こと鈴村匠は、 ごく普通の……それこそ人混みに埋没しそうな男子高校生だ。 特別勉強が出来る訳でもなく、 スポーツに秀でている訳でもない。 顔が良いという事もないし、 何か特技があるかと言えば、 特にそんなものは持ち合わせていない。 強いて言うなら、 普通の奴よりちょっとラノベやゲームが好きなぐらいだ。 そんな俺は、 今怪しい空間に居る。 周りが真っ白で、 俺以外に誰もいない……と思ったが、 どうやら違うらしい。 何やら急に“神様”らしきじいさんが俺の目の前に現れた。 何で“らしき”かって? 突然目の前に現れて、 しかも見た目が漫画で出てきそうな神様そっくりなんだよ、 このじいさん。
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