第1章

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放課後。 チエのノロケ話を聞いてあげていると 隣のクラスのダイキが ちょうど迎えに来た。 ダイキはチエと付き合い始めてから、毎日こうやってチエのことを迎えに来ている。 「ダイキー。聞いてよ、チエったらもーダイキがカッコいいだの優しいだの、うるさくって…」 「ぎゃー!やめてよ、あゆちゃん!!」 真っ赤になりながら 私を止めようとするチエ。 「へー、お前そんなこと話してたの?」 ちょっと嬉しそうなダイキ。 美男美女。 本当にお似合いのカップルだと思う。 「チエ、今日は買い物行くんだろ?早く準備しろよ。」 「あ、うん!」 慌てて帰り支度をするチエ。 「じゃーな、あゆ。」 「あゆちゃん、また明日ねー!」 「うん、また明日ー。楽しんできて♪」 2人を見送った後 図書室で少し時間を潰してから 家に帰った。
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