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ようやく部屋に行き着き、着替えたらさっきの部屋に来るようにといわれた。
部屋は洗面トイレシャワーを完備。ベッドと机のある簡単な作りになっていた。
洋服などはバックにまとめられているのでそのまま部屋の隅に。
ぱぱっと着替えて部屋を出る。
僕の今の格好は、黒のホットパンツに肩のざっくりとあいた白のニット。
腰には黒の太目のベルトを斜めに巻いている。
靴は黒の編み上げブーツ、ヒールもそんなに高くなくて履き心地はとてもいい。
「マスター?はいりますよー?返事がなくても入りますけどねww」
ガチャっと開けて、閉めた。
・・・why?
いやいや、こんな所に奴が居るはずがないじゃないかー
僕のお・ば・か・さん★キラッ
うおぇぇぇぇぇぇ、きんもっ!!
「なにやってるんだい?あんた・・・」
床に這っていた僕を、怪訝な目で見るマスターはドアから半分しか体を出していない。
「いや・・・床の木目を数えていました?」
「私に聞かれても困るんだけどね~、まあ丁度よかったわ~紹介する人が居るからいらっしゃい」
「いや僕別にいいです、本当にいいんです!」
「なに遠慮してるのよ、さあさあ」
いやあああああ、待って本当に舞って!?あれ、何かがおかしい・・・?
無常にも、僕は部屋の中へと引き込まれていった。
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