第1章

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レストランアポロの名物バーテンダー友部秋保(ともべあきやす)。 元々は一流ホテルのバーテンダーとして働いていたが、レストランアポロの開業と共に辞め、郊外のレストランのバーテンダーとなる。 彼が作るカクテルは客を魅了する。 色、味、見た目、共に値段を忘れて客は注文していってしまう。 それが原因で閉店時間がどんどん遅れることも多々ある。 トークも絶妙。 そして悪い癖もある。 女性を片っ端から口説くこと。 この人は射程圏外という人はいない。
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