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「メンテナンスも通常の車以上に定期的にしなければダメと、あのバイパーを製作してくださった方に言われました...初めてメアさんとお会いした時もですね」
180後半の身長を持つ大男が"とあるチューニングショップ"の店長。
(胸のデカイ美人な姉ちゃんの頼みだからなぁ!俺もやれるだけのこたぁやってやったつもりだぜガハハハハッ!!)
豪快な笑い声はバイパーのエンジン音に勝るとも劣らない。
光が灯らない閉じられた左目、傷だらけの巨大な体躯。
"とある男"の長年の友人でもある一見すれば極道の長と評する事も出来る中年の男。
璃由良の願いを全て叶えた凶悪なバイパー。930馬力トルク144、1190kgの超軽量ボディに適当な足回りこそ璃由良にピタリと当て嵌まる。
ならし運転と評して自身の住まいがある横浜、首都高の左側を恐れさせる存在となっていた"ヴェノム・カーボン"
走り屋歴約半年、バイパー運転歴約一ヶ月の非日常な日常に惚れ込んでしまった24歳のOL。
それが腐女子であり、BL好きであり、毎日の様にセクハラされているが我慢しているマゾっ気のある、90台後半の巨乳長身眼鏡。
ありえない道のりを進んでしまった『残念な美女』.....それがピザを三枚食べ終わり満足している乙璃由良である。
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