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 手品師のお姉さんは来る日も来る日も僕を楽しませてくれた。ある日、僕がお礼に何かを買ってあげようと思って一緒に買い物に行きませんかと誘ってみた。多少の下心もあったかもしれない。しかし、その人は一緒に外に行くことはできないんだと寂しそうに言った。それから少しの日が経って、僕はその言葉の意味を知る。
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