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〈ふう~ん。
一応、納得した。
貴族の知り合いを作らせて母ちゃんの後ろ楯に仕立てようとした訳じゃなかったんだ~。〉
≪・・・・母ちゃん、スルドイね・・・・。≫
〈やっぱり・・・・。
公子の名前を聞いた時、真っ先に疑ったもんね・・・・。〉
≪だけど彼を襲うように仕向けた訳じゃないからね!!
そういう事があって、ちょうどいいから母ちゃんのクエストに当てただけだよ。≫
〈・・・・そういう事にしておく・・・・。〉
≪自分の息子を信じてよ~。
あっ、冒険者稼業の邪魔になると思って、母ちゃん、彼にフルネームを教えなかったの?≫
〈まぁねぇ~。
だって冒険者になってから公子と付き合いがあるとギルドは万歳かもしれないけど、他の冒険者から敬遠されそうでしょう。〉
≪母ちゃんの現在の家族の貴族復帰に役立つかなって思ったんだけど・・・・余計なお世話だった?≫
〈それは今後も公子と縁が有ったら・・・・の場合でしょ。
でも余計な、お膳立ては今後、要らないからね!!
公子との関係は、なるように自然に任せてね!!
わかった!!〉
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