氷河期の真相は……

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2015年から少しずつ 氷河期が始まった。 2015年2月、ナイアガラの滝が 全凍結。 アメリカ北部の街は 道路にビルまて氷つき、 事故が相次いだ。 それはだんだん世界に広がり、 2025年は日本も氷ついた。 最初は暑かったり 寒かったりを繰り返し、 氷つく時期に入る。 時は戻り 2015年、日本。 アメリカから9月に 若干12歳で大学、大学院大学を 飛び級して卒業し、学位を 取得した天才少女でもある バクテリアの研究者が 日本のある研究所に やって来た。 新しくこの研究所に 赴任した助手が 天才少女博士に話掛けた。 「はじめまして。博士。 私が今日から博士の助手を 勤めます。永井です」 助手は博士を 見て驚いた。 天才少女で12歳とは 聞いてはいたが…… まだあどけない可愛い顔を した白人で赤毛。 身長は158センチ位の 子供だった。 一方、永井のほうは 28歳、大学院に論文博士 として在籍する まだまだ学位取得に 挑戦中の身分。 身長175センチで ほどよく筋肉が ついた細身の サラリとした 短い黒髪。 二人の共通点は 眼鏡が似合う。それだけ。 少女博士は 「はじめまして。よろしく。 私はアンジー」 と少女博士は 助手と握手した。 助手はそこで 肌の白い赤毛の 少女博士に話掛けた。 「そうだ、2012年から 繁殖しているバクテリアは 人間には害を成さないと 思われたが実は "食べてはいけない。 触ってはいけない" と発表した のは正解でしたね博士」
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