第1章

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 運命の出会いとはいつも突然だ。  日常生活の中で、どこがその出会いに繋がっているか、などわかりやしない。いつも通りの生活の途中に起こることもある。ふと思いついた行動が結びつくこともある。はたまた、意識せずに体が動いてしまい、結果的にそうなってしまうことだってある。  俺の時もそうだった。この出会いが俺の人生を変えてしまうとは思いやしなかった。ただ、あの時の俺に言ってやりたい。  おまえがしたことは間違いなんかじゃ無い、と。
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