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私はまさかIちゃんが不登校になるとは思っていなかった。1週間経ちIちゃんが学校に来ると思っていた。しかしIちゃんは来なかった。不登校確実だった。私は毎日Iちゃんを学校に誘った。
あの事件から1ヶ月後、Iちゃんは学校へ来るようになった。だけどいじめは続いていた。
私「Iちゃん、今までごめんね。私もターゲットにされるのが怖かったんだ。でもIちゃんはずっと私の親友だよ。」
Iちゃん「もういいよ。ありがとう」恨むどころかIちゃんは『ありがとう』と言ったのだ。私は涙が止まらなかった。悔しくて、自分がしたことを恨んだ。そして誓った。『いじめなんかに負けない。ずっとIちゃんの親友でいる』と…。私はとうとうターゲットにされてしまった。Iちゃんへのいじめもまだ続いていた。だけど私はいじめの首謀者に言ってやった。
『1人の人間をいじめて傷つけて何が楽しいの?自分より弱い者だけを犠牲にして何が面白いの?あんたのやってることは他人の命を犠牲にすることだよ。あんたは人間のクズだよ』と。ちょっと言いすぎたかな…と思った。
いじめの首謀者だった子は泣きながら謝った。私の言った言葉が心に響いたのだと言われた。
そう、何もかも最初の一歩が大切なのだ。命を大切にすることも。そして全て行動にしなければ何も伝わらないということ。
居場所を求めている人たちへ希望を与えよう。
希望を君に…
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