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「おい、藍沢行くぞ」
「え?」
「俺一人じゃ持ちきれないだろ」
……要するにパシリってことね。
一緒に行くだけパシリよりはマシか。
「はぁ~い」
暗くなったパーク内で、梁取先生の背中を追いかける。
先生の背中、変わってないな。
いや、変わってないのは私の方か。
今だに先生の背中を追いかけてる。
「あれ?先生どこ行くんですか?」
一番近いフード売り場を通り過ぎた。
先生は何も話さない。
別な所に行くのかな?
私は特に深く考えないで先生の後に付いていった。
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