甘党にブラックコーヒーとはこれいかに?

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真「…流石に飽きたなぁ」 いつもより早めに授業が終わる日で、一足先に部屋へと帰ってきた私 ルイスは買い出しに行っちゃったし、ゲームもほぼ全クリ済み 読みたい漫画や見たいアニメも見直して……本気でやることが尽きた 真「一週間で済んじゃうものなんだなぁ……暇だなぁ………」 特訓部屋も既に全面挑戦済みで、一旦自分のレベルを整えるために体を休めてる最中 調節すると言っても、自分が現在どのランクにいるのかは微妙なとこ それも含めて調べに行きたいのに…… 真「てなわけで、直談判なう」 『まだ一週間しか経ってないけど…もう無理なの?』 ガイさんに念話しちゃったお かなり呆れた様子な声で言われたけど、やることが無いってかなり致命的なんだよ 真「まあまあ調節終わったし、そろそろ遊びたい。討伐or指定受けたい」 『指定って…次は十一でしょ?というか、せめてルイスか俺かを同伴させるならいいよ』 真「ルイス買い出しなう」 『そう、俺は行かないから』 ならなんで自分の事入れたんだ ルイスが帰るまで待つのも良いけど、なんか動きたくてウズウズしてるんですよね そんな私を読み取ったのか、念話越しにため息が漏れる音 『…わかった、俺が行くよ。その代わりだけど…真琴って変装できる?』 真「変装?なんで?」 『……聞いてないのかな…まあ理由は後で言うとして、出来るならしてきて。できるだけ別人にね』 それだけ言われて切れた念話に疑問を感じたけど、兎に角外に出られるなら話は別だ 真「変装………確かあった」 そんな魔法あったなと探りつつ、ヒットした奴を使ってみたら… ボフンっ 真「……………お?」 低くなった視界と、重く感じる頭 下を見れば、いつもは見えないお山も伺えた 真「……私の……あ、いや違う。とにかくいけるねこれは」 サイズが縮んだせいか服が緩かったので、ロングコートを身に纏い私は家を出た 鏡は見てないが、もう見るからに別人なのは分かり切ってるでしょう!!!!!! や、別にお山が嬉しいとかないですよ や、本当に
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