甘党にブラックコーヒーとはこれいかに?

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三連休から暫く経ち、私達はいつも通りの学園生活へと戻っておりました ア「鬱だ…」 メ「毎日言ってるけどそれ」 刹「はは…まだ休み癖が抜けてないのかな」 ア「だって!!座学ばっかでねみぃんだもん!!!」 なんて声が、少し離れた場所から聞こえてきます 私、真琴と言えば…… 真「………」 ル「…おい、何してやがんだ」 キ「暇を持て余し過ぎてルイス君の髪で遊んでるわよ」 ル「は?……おいなんだこの紐」 キ「絶賛頭の上でリボンを構成中ね」 ル「いや止めてくれマジで」 はい、ルイスの頭で遊んでました 短くなったから弄りにくいけど、私のゴットハンドにかかればあら不思議 真「可愛らしい頭にへんしーオグフッ!!!」 ル「可愛らしさは求めてねぇんだよ!!!」 キ「可愛いわね」 結構本気で殴られたおっお 女の子を殴るなんて酷い 真「と言うよりグーは酷い」 ル「もう一発いくか?」 真「優しく撫でてくれるなら大歓迎」 ル「優しく握りつぶしてやろうか」 キ「既に優しさの欠片もないわね」 ルイスは相変わらずツンデレだな……キキも普通に話せるまで仲良くなってるし というか、二人が仲良くなるにつれて私への扱いが雑になってきてる気もするな? 真「君達、もう少し私に優しくしてくれても良いんじゃない?」 キ「優しくされた覚えがない人にする必要はある?」 ル「右に同じだ」 真「別にいいけど泣くぞ」 キ「真琴が…?」 キキって偶に失礼だよね? 私は常に優しさしか振りまいてないけどそこんとこどうなんでしょうか 真「強くなりたいから特訓手伝った!ルイスの嫌いな食べ物食べれるようにした!優しい!褒めて!!」 「「…まあ、その節は、ありがとう」」 真「やだ素直すぎて怖い」 ル「お前何なの本当に」 キ「感謝を仇で返された気分ね」 こういうノリの方がいいかなって 兎にも角にも暇を持て余している私達 私に関しては、暫く依頼禁止令をガイから出されている…というか、学園の外に出ることを控えろと言われた いつもより真面目な感じだったから従ってるけど…もう一週間経つのよ 真「引きこもり最高」 ル「…単純って羨ましいわ」 元々引きこもりですので自分
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