1919人が本棚に入れています
本棚に追加
/849ページ
あれは……何歳のときだっただろうか…
俺の記憶の奥深く、
”殺されたくなかったら、静かにしてろッ、このクソガキ! ”
何かで頭を殴られた。
初めて感じる、ものすごい激痛。
タラリと何か温いものが流れていって、
その時はわからなかったけれど、
後でそれが血だということに気が付いた。
誰かが俺を後ろから羽交い絞めにし、
そして、変な匂いのする薬をかがされる。
そこで、
俺の意識は飛んでいった。
最初のコメントを投稿しよう!