第2章

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「こんにちわ」 玄関を閉めようとすると、丁度式峰が帰ってくる そういえば、この姿で会うのは始めてだったな…… 「始めましてだな。しぐれから聞いている。月島と呼んでくれ」 「はじめましてですね。月島さん。(格好いいひとだなぁ…筋肉すごい……こういう人いいな)」 「残念ながら、しぐれは居ないぞ」 「え?ああ、そうですか、ちょっと残念……あ、そういえば、さっき可愛い子とすれ違ったんですけど」 「新しく引っ越してきた住人だ。君の隣人だぞ」 「マジですか!あんなに可愛い子が隣人なんて……えへへ」 嬉しそうに笑う式峰 「…一応言っておくが何もするなよ」 こいつ……可愛い子本当に好きだよな 「いやだなぁ、なにもしませんよぉ」 「本当か?」 俺は、からかうようにそう言う 「ほんとに何もしませんよー。あ、それじゃあ私は部屋に戻りますね。」 笑顔で手を振りながら自分の部屋に戻る そういえば、今日は帰ってくるのが早いな。部活は休みなのか? って、そもそも何部なんだ?……まぁ、そのうち聞いてみるか? ……それより寝よ
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