第1章

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2015年の私へ 送り主のないそのメールは、38年後の私からだと記してあった。 あなたは信じないかもしれない。 何故なら、頑固で生真面目でプライドが高いから。 それでも構わない。 これは私の自己満足。 もっと好きなように行動しなさい。 勢いで初めてみなさい。 ノリで挑戦しなさい。 あなたはまだ若い。 何にでもなれるのよ。 未来が怖い?不安? そんなものクソ食らえだわ。 明らかに見えない抽象的な事に目を向けるより、目の前にあるやりたいことに心奪われなさい。 あなたの幸せをあなたの母より願っている人物より それは、今の私が1番に欲しい言葉で。 それは、今の私に1番痛い言葉で。 悩んでること全てどうでも良くなる、までには強くなれないけれど心臓の左奥がほんのりと暖かくなった。
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