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「ふ、ふふふ…」
着弾し、視界が晴れてくる中、笑い声が聞こえた
「ロックショット…!」
イリスは笑い声の元に石の散弾を撃ち込むが
フィィン…
「?!」
見えない壁のようなものに阻まれ、エインセルに当たらない
「…私に傷を負わせるなんて、思いもしなかったの」
「大した傷は付いてないだろ」
アルが言う通り、羽根が少し焦げただけで、他に傷はない
「この傷のお礼に…」
ボゴッ!
地面が陥没するほど踏み込み、一気にカリサに肉薄
「バラバラにしてあげますの!死ねぇ!」
「嫌です!」
いきなり叫ぶように言った言葉に、単純な拒否の言葉をぶつける
今いるのは森なので、カリサは木々を盾にしながら、ジグザグに回避する
回避に徹しているので、カリサは魔法を放つ事が出来ない
魔武器を槍にして、隙を探す
無茶をすれば、攻撃を当てる事は出来るが、後の事を考えてカリサはこちらの策を取った
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