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閃光
熱
爆発
衝撃
一瞬の出来事だったが、カリサ達には長く感じた
そして、時間の感覚が戻った頃には、地面に転がっていた
「無様ですの」
憂さ晴らしが出来たのか、少し機嫌が良さそうな口調で嘲る
「ん~…」
目の前のご馳走の、どれから食べようかと迷うように、カリサ達を見ていく
「…な、…を…?」
カリサが問い掛けるが、身体のダメージで言葉が出ない
「あら?食事ですの。あなた達はしないの?」
カリサ達は今や料理だった
日本の料理にもあるような料理そのものだった
「決めましたの」
エインセルはアルの所まで移動し、胴体に馬乗りになる
そのまま身体を倒し、唇を重ねると、アルが苦しそうな声を出して悶える
「んん゙ーー!!んーー!!」
今まさに、アルは踊り食いされていた
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