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『では、都合が良い日をおしえてください。』
ほぼ間髪入れずに返ってきたメールに、「やっぱり」と項垂れつつ
来週になって連絡する旨を返信して、取り敢えず「保留」だけは確保した。
そして、やっぱり「?」が浮かんできた。
それにしても、いったい何を考えてるんだろう――。
うわぁ、17年ぶりの再会が落とした恋?
金曜の夜のイタリアンバル。
取り敢えず乾杯を終えた後で、優子と朱里に身を乗り出すように尋ねられる。
「彼に限って、それは無いと思うんだけど……」
遡る事、二日前。
私は、結城くんから再びの誘いを貰ったその日に、
親友の二人に、相談に乗って欲しいと連絡を取った。
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