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その日の放課後。 俺は進路の事で呼び出されていた。単に俺が私立の有名で名門で頭が良い学校に行かない事に教師らは反対していた。 俺みたいな頭が良くて、親がお金持ちで、容姿端麗(ヨウシタンレイ)な俺をそんな高校に行かせた、という称号(ショウゴウ)を中学教員は欲しがっていた。 親はまぁ、そこそこ頭が良くて馬鹿ではない所以外は好きな所に行きなさいと言ってくれた。 俺自身ももう、勉強ばっかの生活は飽(ア)き飽きしてた。 断固拒否(ダンコキョヒ)をしていた俺にやっと今日は、帰っていいと言ってくれて俺はいつもより少し遅い時間に帰る事に。 鞄(カバン)を取りに教室に戻り鞄を取り、廊下(ロウカ)に出た時だった。
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