彼女→( ＾Д＾)は残念美少女のようです

残念美少女( ＾Д＾)のようです

(　＾Д＾)「ほわいじゃぱにーずぴーぽぉっwwwwwなんつってwwwwww」

明らかに主人公らしからぬ、かつ意味不明な第一声を発したのはプギャーという“見た目は”美少女な女子高校生だ。

(　＾Д＾)「おいナレーションwww空気読めよwww」

このように、平然とナレーションにツッコミを入れてくるあたり、彼女の残念さが覗(うかが)えるだろう。

(　＾Д＾)「どこが残念だwwwwwこぉんなナァイスバディーなプギャーちゃんとこうして話せてる今の状況に感謝しろよコノヤローwwwww」

性格や内面こそ残念なものの、容姿に関してはまさに美少女だ。

自他共に認める抜群のプロポーション、色白な肌とスラリと伸びる脚線美も相まって、誰もが一度は憧れ、時に好意を抱くのだが────

(　＾Д＾)「ちょっwww告白とかwwwww聞くけどアンタ、1年以上付き合い続けたカップルとか学生で見かけたことあるかwwww私？wwwwいや無いけどwwwwww」

(　＾Д＾)「『それがどうかした』？wwwwwは？それマジで言ってますかwwwwwwアンタ、私の全てを受け入れる覚悟とかある？wwwんんん？www」

(　＾Д＾)「あっ！もしかしてもしかするともしかするパターンwwwwww容姿かwwwつか容姿だろwwwwwそんでヤ○だけ○ったらポイパターンですかwww学生特有のwwwwww」

(　＾Д＾)「だとしたら当然断らせてもらうぜwwwwwプギャーちゃんは今時の若者についていけない系女子だからwwwwwwプギャーwwwwww」

………と、このように容赦なく、かつ一方的に相手の精神をえぐる為、その多くは彼女を恐れるようになってしまうのである。