第一章、二日目。

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帰り道、コインランドリーの前を通ると、台の上に何かおいてあるのが見えた。 …ガルシアさんの鞄だ。忘れてた。 回収しておく。 ごめんなさい、ガルシアさん。 宿屋に着くと、クミンさんが夕食を用意してくれていた。 ガルシアさんは仕事らしい。大変だな。 洗濯物について礼を言われたので鞄を出して謝っておいた。 全然大丈夫です、だそうだ。 夕食はミートソースのスパゲッティだった。トマトの風味が爽やかで、さっぱりしていて美味い。 夜に食べるにはちょっと重い気もしたが、一皿完食した。 さすがにこのまま寝たら太るし、ちょっとランニングでも。 街うろうろしてばっかだな、僕。
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