犯罪と平和

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犯罪者は少数であり全シリア人が犯罪者ではない。 真面目で正しいシリア人はいっぱいいるんだよ?やっと手にいれた彼等が平和に住める居場所。そこに来るまでにはたくさんの嫌なことがあり肉体的にも精神的にも酷い状態である。母国を捨てる寂しさ。散財に新しい土地への不安… やっとたどり着いたドイツで同族が犯した集団暴行という事件。手を広げて迎えてくれた人達が白い目をして石を投げてくる。 たしかに犯罪は悪いことである! 犯罪を許すべきではない! しかし、犯罪者でない者を犯罪者と決めつけることは犯罪なのではないでしょうか? 僕には…どちらが正解か分からないし、政治がこれを解決できるとも思えない。シリア難民が可哀想。だが犯罪は反対だ!だからといって彼等の平和を壊すのはよくない。 ヒトラーは全人類の犯罪者になったがドイツの人にはドイツを建て直した英雄だよ。ユダヤ人がシリア人になっても僕は 「どちらが正義なの?」 他国の者が言うべきでない時代や事柄、勝者だけが正義と呼ばれる中で学ぶものはないのであろうか?敗者がすべて悪いと焚き付けた勝者は罵倒する。 どんな神様でもいいから神様へ 「人達から悲しみをなくして下さい。小さな幸せを守る力を与えて下さい。優しさが強くありますように。」 どんな人種や境遇でも、ひとりひとりが優しさを大切にしていけば 世界は輝く。 世界が平和でありますように…と
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