怪異FILE06 ちいさい秋みつけた

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「僕はやらないよ」 「幽~亮~、そんな事、言わずに頼むぜ」 僕が事務所に入ると真っ先に聞こえたのがこの会話だった 見ると事務所の中には幽亮さんと見慣れない男の人がいた 「幽亮さん、どうしたんですか? その人は新しい依頼人の方ですか?」 「あぁ、直也君 こいつは高橋 誠 僕の中学の時の知り合いだ 確かに、今日は依頼に来たんだが もうお帰り願う所だよ この依頼は僕好みじゃないからね」 「そんな~幽亮 俺にはお前しか頼れる奴がいないんだ」 「どうしたんですか、いったい?」 「あぁ、聞いてくれよ」 高橋さんが僕に話し始める
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