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考えれば考えるほど私は凪斗さんが好きなんだと思い知らされる。
忘れよう諦めようと、まだ見ぬ彼の隣にいる彼女のために。
学校敷地内に足を踏み入れて正面玄関を潜り抜けようとした時、目にとまった姿は凪斗さん。
だけど、その隣には綺麗な女の人。
水瀬さんとは違って正反対のキラキラして露出の多い服装をしている女性だ。
やっぱり…
私の予想は的中していた。
あんなに綺麗で可愛い女性がいるのだから、私は近づいてはいけない。
咄嗟にそう思った。
私は足早にその場を後にした。
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