第1章

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2月14日。突然の出来事だった A「あなたの事…ずっと好きでした」 目の前に座っている彼女はチョコレートの包み紙を片手にそう言った いきなりの事で混乱したが、僕も彼女のことは気になっていた B「ははは…まいったな」 A「だ、だめでしょうか…」 彼女は僕のリアクションに不服なようだ 彼女のことは僕が高校に入学してから、一目惚れした女性だ 勇気を出して、友達から始まり、今では普通に出かけるような仲になった B「そ、そういう訳じゃないよ!ただ、僕の言いたいことを先に言われてしまって…ちょっと驚いてしまったんだ…」 僕がそういった時の彼女の顔は、頬が少し赤くなっていて、嬉しくもあり、恥ずかしくもありという表情だった B「僕からも言わせて欲しい。僕と付き合ってください」 A「…はい!」 2月14日。僕たちは恋人になった その時のチョコは、すごくおいしかった
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