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目が覚めるとそこは知らない天井だった。
古い木造の家。
どうして私はここに…?
見渡すと何人か人がいる。
知らない人ばかり…
「あっ…」
私が声を出すと向こうも気が付いたようだ。
『ちーちゃん…!』
「亜紀ちゃん!」
秋田千波(あきたちなみ)こと私は、ガバッと起き上がり八幡亜紀(やはたあき)へと駆け寄った。
「亜紀ちゃん…ここ、どこ…?」
『分かんないの…。私も気が付いたらここに…。』
そう言って手を取り合う私たちは、今一度周りを見回した。
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