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※※※
そして、あれから数年。
最初は暇つぶしの時に面白がってラインの返事をしたが、それも飽きてラインをしなくなった。
次第に彼女からも連絡がなくなってラッキーと思った俺は俺で遊んでいたが、今やっと自分の幸せを見つけて結婚した。
いつものように、仕事から帰宅した…が。
何かが違和感があった。
「あれ?おーい?今、帰っ…!?」
グニャッと生温かいものを踏んだ。
俺は、思わず"ヒッ!?"と声を荒げた。
下を見た瞬間、俺は恐怖で絶叫した。
そう。
そこには、変わり果てた妻の死体があったのだ。
あまりにもグチャグチャになった妻を見た俺は、嘔吐してしまった。
"早く警察に電話しよう。"そんな時、目の前に現れたのは…。
「やっと、見つけた。久しぶりね。」
「お前…。」
「ずっと連絡がないんだもの。だから、私の方から来ちゃった。」
「その血…まさか、お前が妻を…。」
「あぁ。この女の事?」
そう言って、血まみれになった彼女は妻の肉片を蹴り飛ばした。
俺の横に転がって、顔を青ざめ。
体中震え上がった。
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