第1章

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生徒が帰り、夕日に包まれた教室。 A「先生?」 B「ん?」 A「3年間楽しかったよ。先生のおかげだよ。ありがとう」 B「俺も。あんたがいなかったら今、俺はここにはいないだろうしな。感謝してるありがとう」 B「ん。じゃ、卒業写真撮っちまおうぜ。そのために俺呼んだんだろ?俺、写真部顧問の名にかけてあんたの最高の笑顔とるから、あんたも人生の中で1番笑えよ?」 A「もちろん。先生に撮ってもらうのはこれが最後かもしれないし。とびっきりの笑顔でね!」 B「そうこなくちゃっ!じゃ撮るよー3.2.1」 A「どう?最高の笑顔になってる?」 B「....最高。でも少し泣いてる?」 A「な、泣いてはないって最高ならよかったで、」B「でも、もう一枚撮らせて」 る A「な、なんで?最高だったんでしょ?」 B「最高だけど、これはあんたの先生として撮った最後の写真」 A「....???」 B「その顔は分かんねぇって顔か。とりあえず黒板の前立って」 A「うん...」 A「それでどうゆうことなの?」 B「....俺があんたの先生。ってのはさっきの写真で終わり。で、その...。俺はあんたのことが好きなんだよ。」 A「....!」 B「俺はあんたの気持ち大切にしたいから、俺が男としてあんたを写真に撮るのが嫌ならここから出ていってもらっていい。」A「そんなのっ。出来るわけないよ。」 A「先生........私も好きだよ。だからもう一回写真撮って。」 B「.......ッだから先生じゃないって」 A「そうだったね。ほら、私の顔が涙でいっぱいにならないうちに早く撮って」 B「だな。最高に可愛い顔よろしく。」 A「もう!難しいこと言わないで!」 B「俺の彼女は、いつでも可愛いんだから大丈夫だよ。3....2.........」 A「好き。」 B「俺も好きだよ。」 .....1。
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