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「・・・君の気持ちはわかるよ。でもね。たくさんの犠牲の上で得た命にその人は喜ぶと思ってるの?そんなことをしたら、その人も一生、罪を背負って生きていくことになる!!あなたがそうしたいだけならそれで良い!!でも、それはただの偽善でしかない!!そんなのに生き返らせたいのなら自分を犠牲にすれば!?共に生きたいからそれはしない!?甘ったれんな!!たくさんの命を犠牲にしといて、そんな都合の良いこと考えんな!!あなた一人の願いに何の関係のない命を巻き込むな!!!」
そんな悠姫に対し、カオリは怒りを露にしながらそう言う。
「ッ!!絶望を知らないあなたに何がわかる!!」
『ドライブ!!スカッシュ!!』
『必殺!!あ、フルスロットル!!』
ドンッ!!
対する悠姫はそう言いながら紫のエネルギーロードに乗り、超スピードでエネルギーを纏わせたハンドル剣で斬りかかってくる。
「ッ!!」
カオリはマイ君で応戦しようとする。
ガキィィィンッ!!
が、瞬発的な出力の差か、悠姫のハンドル剣によってマイ君が叩き折られた。
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