2人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
今朝もいつもと同じように。
7:30-7:46の間に全ての作業が終わり、私は余裕をもって部屋を出ようとする。
なぜだろう、私の靴がない。
昨日の帰宅時には確実にあった、靴がない。
私は出掛ける場所と日によって靴と鞄を決めている。
なのにも関わらず靴がない。
靴を変えなければいけないということは、元々の靴と一緒にコーディネートした服装も変えなければいけないのだ。
私の背後でドアが開き、見知らぬ男が私の着替えを見ている。
顔を赤らめて何かを訴えているが、私には何も聞こえない。
この男のせいで、外出時間が遅れた。
私がマンションの自動ドアを通ったのは、8:10だった。
最初のコメントを投稿しよう!