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画家を目指して頑張る青年を手助けするうちに情が芽生えて同棲することになった。
こうして新たな未来に向かって歩き出した。しかし青年の親は、とある会社の社長。
2人の交際を認めないと言われる。
誰にも邪魔させないと誓い合うが青年は、月依の為に月依は青年の為にお互いに身を引いてしまう。
月依は、死の病に侵されてことを理解しみんなのもとから次第に遠ざかっていく。
病が進行するなかで自分なりのけじめをつけようとあらゆる準備を始める。
一方、青年は、忽然と姿を消した月依を探していた。妹は、臨月を迎えていた。
ある日倒れた月依は、主治医の病院に舞い戻る。そこでもと婚約者と再会し病気を知られてしまうが独りで逝くと決めていた。
そして・・・姪が退院する日に命を断つと決める。
病院の屋上で独りで死のうとしたがもと婚約者と青年に見つけられ見守られての自害となる。
こうして月依の人生は、終わりを告げた。青年は、父親の会社を辞めて画家として生きていくことを決めたのだった。
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