壊れそうなくらいに

20/24
127人が本棚に入れています
本棚に追加
/182ページ
芯が通り、代わりに下肢から力が抜けたところで潤滑剤のパウチを取り出す。そして口で封を切ると相手の下肢、その奥へと垂らしてそっと指を埋め込んだ。 「……っ!」 内側を弄って、押し広げる為に掻き回す。その度に立つ濡れた音に、ギュッと目を閉じた日向の耳や首元が真っ赤になる。 年上ではあるが、男相手は初めてな相手の初心な反応に煽られ、それでも乱暴にするのだけは堪えながら早生は二本目の指を滑り込ませた。
/182ページ

最初のコメントを投稿しよう!