prologo

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俺の名前は橘ヒロト、23歳で大学を卒業してごくごく普通の企業に就職した若干オタクなだけだったが今は上も下も分からないような世界にいる。なぜこうなったか分からないが回想に行くか。 ~回想~ 「ただいま」 仕事から帰ってきた俺は誰からの返事も帰ってこないマンションに一人声をあげ中に入った。一人だとどうにも家事をやる気にもならないからコンビニで買った弁当を食べて仕事のストレス発散にと思いPCを立ち上げたようとした。 「やっぱ仕事のストレスはPCに限るよなぁ」 俺はそう言いながら電源ボタンを押したら画面に変な言葉が書いてあった。 【爆発まであと5秒…4…3…2…1…】 次の瞬間にPCが今までに見たことない輝きを目にして俺の視界は真っ黒になった。 ~回想終わり~ 「何でだ?何でPCがあんな輝きを放って俺はこんな上下左右も分からない真っ白な空間にいるんだ?」 「その質問には儂が答えよう」 俺は当然、誰も答えないと思い言った言葉に返事したのは今にもぽっくりと逝っちまいそうな爺だった。
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