伝わる程の触感

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ーー祐介くんの言葉を信じよう 屋上から抜けて、あたしは帰りの支度をしようと一年の教室がある二階に戻ろうとした。 急いで、早く降りよう足を踏み込んだ途端。 「どうして、屋上に居たんだよ…?待ちくたびれたんだけど」 甘ったるい声が近くで聞こえる。 どうして教室に居ない、 と愚痴をこぼす彼は姿を見せる。 見た目でものすごく身長が高く、さらに少しイケメンな顔立ちをして見え髪色が銀色。 そして睨んでくる張本人は気分良くして突如現われたから謎がいっぱいで。 でもあたしを見ると〝俺は、そんなんじゃねえ〟と微かに口元を上げている。 でも、どうして…? あたしの目の前に庵がいるのか理解不能だ。
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