発熱で急接近-2

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「悪い悪い、なんか一生懸命で面白いなと思って」 こっちは全然面白くありません。 なおも笑っている東野さんを睨みつけて、健太を落とさないように玄関のカギを開ける。 やっぱり3歳って重い。 眠っているからなおさら。 「今日はありがとうございました。健太が良くなったらオムライス作らせていただきます。さようなら」 これ以上ないってくらい他人行儀にお礼を言って、ドアをぴしゃりと閉めた。 やっぱり嫌なやつだ。 .
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