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柔らかい体を撫でると、もっとと言うように体を擦り付けてくる。
「…これは病み付きになるわ。」
「でしょう?だからクリア出来ないのよ。」
紀州犬の仔犬を万才させながら答えるフレン。
でも、幸せな時間はやがて終わってしまう。
「やっぱり僕の魔獣は無敵なんだな!」
目の前が真っ暗になり、撫でていたモフモフの感触が消える。
「…時間切れになったのね。」
目の前には、見慣れたはじまりの町の風景が。
「はふぅ~、癒されたわ!」
「すねこすりも可愛かったわ。あれ、多分レアモンスターよ!」
レアを引き当てたのは、私の異常なLUKが原因かしらね。
「ねえ、リューイちゃん…」
「わかってるわ。行きましょう!」
皆まで言わなくてもわかります。長い付き合いだしね。
「では2回目行きましょう!」
「今日は堪能しまくるわよ!」
スノーは何回行くつもりなんでしょうか。私もそれに付き合う事になりそうです。
「お姉ちゃん、無理に付き合わなくても良いわよ?」
「妹と親友に付き合わないわけないでしょう?」
喜んで付き合いますとも。
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