47人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
side四つ子
「おい。今の姐さんの連絡聞いたか?」
ーーーーーとある六つ子の中で例えるなら長男の壱が問う。
「そうですね。なんか稀に聴かない切羽詰まった声でしたね。」
ーーーーーとある…以下略で例えるなら三男の郁が答える。
「やばそうだったよおおおおおおおっ!おりゃりゃっ!急がないとおおおおっ!」
ーーーーー以下略で例えるなら五男の貢が心を取り乱す。
「とりあえずは早く姐さんの所に行かないとじゃない??そうでしょ?ね?」
ーーーーー以下略なら六男の翼が導く。
そんな4人が感じ事はただ一つ。
「「「「姐さんの為に会長回収のち姐さんに会おう!」」」」
バタバタと四つ子が走り去る姿をみた生徒達は
この場に風紀委員の目がない事を確認し
また大変な事態へと始まろうとした。
…「風紀委員が一人も居ないぞ。」
…「今なら淫行し放題じゃないか?」
…「気になるあの子も水着だし。」
…「水の中で致しても大丈夫だな…」
と、下心がある生徒達が思惑している中アナウンスが流れる。
ピンポンパンポーン
『はいはーいっ!下心が丸見えのプールをお楽しみの子羊ちゃん達ぃ!アタシの声と目が届くうちに不純行為したら…アンタ達の将来が無いと思いなさい!以上、風紀委員代理を務めますは理事長秘書の龍咲(りゅうざき)でしたーっ』
ピンポンパーンポーン…
と放送が終わるとプール内は騒然した。
「嘘だろっ!?あの龍咲さんがっ!」
「やばい!不審な事したら本当にやばい!!」
「風紀委員代理とか風紀委員やばい奴らだったのかっ!?」
などなど…
そんな彼らを余所に四つ子は会長の元へ向かう。
最初のコメントを投稿しよう!