赤い電車が運ぶオンナ達の日常エピソード1

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赤い電車が運ぶオンナ達の日常エピソード1

赤い電車は、どんな時も私達を運んでくれる。雨の日も、風の日も…。落ち込んだ時も楽しい時も…。窓から見えるいつもの景色も心のありようで、違う景色に見えるから不思議…。 窓から見える景色は、立ったり、座ったり、見る角度が変わると別の景色に見えるから、不思議…。 今、窓から見ている景色は、昨日見た景色からそして明日への景色とつながっていく。 さぁ、電車を降りて、新しい未来の一歩へ踏み出そう……。 ~赤い電車が運ぶオンナ達の日常エピソード1~ 大岡川沿いの桜並木。重なる木々の隙間から降り注ぐ光の中、小走りにかける橋爪杏子。 ココ弘明寺で内科医としてクリニックを開業してきた亡き父の後、産婦人科医の杏子が受け継ぎレディースクリニックを開業し15年。 クリニックの窓から見える赤い電車は、今日も皆の日常を乗のせて走る。窓から見える赤い電車の風景は、杏子の日常のお気に入り。
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