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「こちら第一小隊A、応答願います」
無線機に向かって話しかけてる兵士を無視して彼女は料理を皿に移す。
「…分かりました、そのように…」
「「どうした?」」
「騎士が来るから、謝罪とお詫びをして撤退だと」
「なっ…!騎士だと!?」
なにやら内輪でごちゃごちゃ話し合ってる兵士達を彼女は気にも留めない。
「ドアを壊してしまい、申し訳ありません…代金や邪魔したお詫びはココに置いて行きます」
兵士の一人が頭を下げると金貨を一枚玄関に置いて居なくなる。
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