5.真夜中のラタトゥイユ

38/38
1244人が本棚に入れています
本棚に追加
/280ページ
「陽ちゃんが作ってくれる料理は、間違いなくおいしいってことだよ」 「そうか」  笑って肩をすくめた陽ちゃんと並んで歩き出す。車や人通りが多くなってきて、街も徐々に起き出してきたみたい。  すっかり上った太陽の光は、神々しいくらいに美杜町へ降り注いでいた。 《おしまい》
/280ページ

最初のコメントを投稿しよう!