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桜井琥珀(サクライ コハク)
明るくて元気な高校二年の十六歳。
幕末へ行ったきっかけは、交通事故の影響であった。
幕末へ行った当初は、ショートカットだったが、美容院もないため、最終的には髪が結べるようになっていた。
背が低い。
しかし、これでも柔道の黒帯取得者であり、後に戦う女子として彼女の役に立つ。
幕末にタイムスリップした時、最初に出会ったのは新選組副長の土方歳三で、彼との出会いが桜井琥珀を新選組へ導く。
その後、土方歳三の小姓および雑用となり、日に日に口調が悪くなっていった。
藤堂平助とは、仲が悪い。
シリーズ続編『狼さん達と私』では、新選組三番組組長の斎藤一の恋人となっている。
伊東甲子太郎とは一時期、恋敵として見ていた。
新選組の隊士のほとんどが彼女を雑に扱ってはいるものの、これも愛情ゆえの扱いだろう。
シリーズ続編では、労咳を患い、およそ四年間幕末で過ごし、最後は江戸のお寺で斎藤一の見守る中、静かになくなった。
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