第1章

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昔々あるところに、 みるくという名の大変妄想の激しい娘が、 片田舎のあばら屋で猫と一緒に暮らしておったそうじゃ。 ある日のこと、ほんのり交流のある絵師から 「エブリスタに小説を投稿する」 と話を聞き、 「はて?エブリスタとは…なんぞや?わしも行ってみるべえ」 アニメ日本昔話ふうに始めてみました。 正直者なので言っちゃいますが、ぶっちゃけ知人の小説を読みたいという欲望のまま、愛のままに我が儘に僕はエブリスタに登録しました。 完全に興味本位ですが、 切っ掛けや出会いなんて総じてそんな物だと思います。 ―……大丈夫、たぶんROM専は私だけじゃない。 何もないのは寂しいと、昔書いた小説を投稿し、 なんちゃって文字書きデビュゥ。 ―……大丈夫、これでROM専ってばれない。 知られたところで痛くも痒くも無い事を何故隠そうとするか? 何となくです。 興味を持った作品をあちこち見て歩き、暫くは読み専ライフを満喫しておりましたが、自分も何か投稿したいような気になってきました。 気持ちが創作に傾いたので、使い始めたばかりのお絵かきソフトの練習を兼ねてイラストを描いたところ、たんだん楽しくなってきてしまいました。アドレナリンの成せる技です。 調子に乗っていくつかのイベントにも登録してみたり。 単純な人間です。 そして、面白いとなれば食いつく、地味な顔して意外と貪欲な性格です。 見知らぬ物に飛びついて、釣られて楽しむのもオツなもの。 世の中というのは踊ったモン勝ち、楽しんだモン勝ちだと常々思います。 善は急げ、 エッセイとか小洒落た物は書けませんが、 手始めに日記的な物でも始めてみよう。 ここはそういうノリで書いていこうと思います。
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