3.

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『これからは、その仲間に、私もいれてくださいね』 テーブルの上に置かれた義父の手に、重ねられた義母の手。 私がいない間に、どんな話をしていたのか。 しかし、仲睦まじく微笑む二人には、今まで以上に、絆が深まったように見えた。 『そうだ!』 突如、義父が嬉しそうに声をあげた。 まるで、小さな子供のように。 『レイに、頼みたいことを思いついたっ。』 『彼にですか?』 『ああ。レイに、日本食を作ってもらいたいのだ。』 ・・・・は? 嬉しそうに微笑む義父。 『彼は、コックではありませんよ?』 『当たり前じゃないか。』 "何をバカなことを言ってるんだ?"と言う顔で、義父に見上げられてしまった。 しかし、私も義母も、義父が言っていることが、よく理解できない。
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