第一章

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「生まれ変わってもまた一緒がいいね」 夢物語だと思いつつも、切な願いも込めていた。 彼はそんな私の話を小馬鹿した様子も見せずに優しい笑顔で返してくれた。 私のこの人と生涯を共にしたいと言う気持ちに疑う余地は微塵もない。 生涯どころではない。永久に彼を、愛を感じていたい。 それだけの愛情が私をそうさせた。 私の最大の不幸は彼が居なくなる事。 彼が彼である限り、私の幸せは続く。
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