愛しの女神様4

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一定の距離を保ち愛変わらずに僕をストーキングしている泉の女神様。 (恥ずかしがらずに一緒に暮らせばいいのに……。) 溜め息が川になりどんぶらこっこどんぶらこっこと流れていった。 「そうだ!旅に出よう!!!」 この満たされない生活に嫌気がさしていた僕はあの伝説の物語のように冒険の旅にでることにした。 まずはスーパーに寄って吉備団子を買おうとしたが無くてみたらし団子を代用品として購入。 とりあえず川を目指したが先に海にでたから僕は砂浜をここ掘れわんわんと掘っると あさりがザクザクでてきて僕は大量のあさりをバケツに入れて川を目指した。 密漁者と間違われた僕は漁師さんに追いかけられたがタクシーに乗り難を逃れた。 しかし…慌てていた為に行き先は「僕の家」を運転手さんに伝えてしまった。 「今さら変更できるわけない…」 僕は自宅に戻るとあさりの塩抜きをした。 (ああ…風になりたい…。)
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